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.30 2010 断章 comment(8) trackback(0)

生は死の忘れがたみだ。死が生を愛するあまりに、思いださずにいられない残像、それが生だ。それゆえに、死は実在するが、生は非在であり、一瞬だけ浮かびあがる、美しいまぼろしなのだ。





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註釈:年齢ってヤツを無造作に折り畳んで押し入れにしまいながら、だんだん気力ってヤツが零のほうにばかり振り切れるようになってきたことに気づきました。そういえば数年まえ、仕事をやめて金が切れてきた頃、バイトの面接のために早起きして、知人と駅前で待ち合わせした時のこと、駅前でおたがいの目があった瞬間、どちらともなく「やめよーぜ」と力なく合意に達し、ふたりでたらたらと朝の陽光のなかを散歩しながら帰ったことがあります。途中でサラ金にはいって、手持ちのカードでマシンから1万円借りて、そいつに貸してやりました。もうそんな気力さえ残っていないような心意気です。ところでそいつは行方不明です。いや。むしろ行方不明なのはぼくのほうなのですが。いずれにしても勝利するのは亡霊。導くのは無意識。生き残るのは他者。それが道理ってもんです。まあ、ぼくはおよそどんな道からも逸れてしまっているんですけどね。
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プロフィール

ashzashwash

Author:ashzashwash
桑原義江。男性。Ash。あるいはy<kと名乗った事もある。あるジャズ・レーベルのマネジメント・オフィスに勤務。その傍ら知人の紹介で、ファッションビルの広告媒体や某音楽系出版社の女性雑誌にアート関係の記事を書かせて頂き、その稿料で貧困生活を糊塗する日々が続く。或る日の朝、出勤のため恵比寿の坂道を下っている時に何もかもが嫌になり、地下鉄丸の内線日比谷駅のホームのベンチに蒼白な顔色で座っている姿を学生時代からの友人が見かけたのを最後に、東京23区内から失踪。赤坂のオフィスのデスクの上に残された遺留品は、デルヴォーの画集、カランダッシュの青いボールペン、それからビル・ラズウェルのライブのデモテープ、以上の三点であった。その後、アムステルダムの娼婦街でよく似た横顔の女衒を見かけたという報道もあったが、本人が非公式に否定。現在に至る。

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