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Hello It's Me

.25 2010 詩篇 comment(4) trackback(0)

おれのうめき声がきこえる

おれの居ないはずの隣の部屋から



おれの心臓の鼓動がきこえる

おれが壁に吊るしたシャツのポケットの中から



おれの骨がくだける音がきこえる

おれを埋めたはずの地下水道のくらやみの奥から





05.jpg





註釈:ぼくは無為と無意識と無我夢中の生きものだから、論理ってやつには果てのない憧憬を覚えると共に、ついに辿りつけない禁断の因果律なのさ。そりゃあぼくだって聡明なテキストが書きたい。しかしぼくには論理的な思考ができない。考えるそばから前頭葉が蛇行をはじめるのだ。だから何を考えても頭がぐるぐると空回りして、瞼の裏から乖離したぼくの思考はアイツに主導権を握られている。アイツは、した、した、とぼくの脊髄の奥に潛んで離れようとはしない。そして、ふと見るとぼくから乖離した思考はからっぽの空間の表層をたゆたうように浮遊している。せめて回遊していれば腐らないですむのだが、浮遊しているだけなので徐々に腐敗が始まっている。だけど腐敗が進めば裂けはじめた腹腔から瓦斯が抜けて浮力を失い、海淵の底にまで降りて行けるだろう。ああ。その日が愉しみでならない。

comment

forgetful_cat
充血した深海魚の眼
片方だけ引きちぎられた乳房
錆びた月


孤独を饒舌に語る者の孤独など高が知れている
形すら成さない乾いた涙を落とし
その音さえ吸収されてしまう孤独を味わった者しか
理解し得ない孤独
それは
分かち合えない孤独
2010.03.26 13:33
ashzashwash
埋めたはずなんですけどね。たしかに。この手で。それなのに。どうしても、得体のしれないものの、雑音のようなものが、ぼくの耳骨に響いてくるのです。
2010.03.26 14:51
遊離哉(aoloaakua)
猫の爪痕のような月
顔を弄る風に
貴方の白い骨が泣く

地下ふかくふかく埋めた筈なのに
2010.03.26 17:42
-
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2010.03.27 19:19

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ashzashwash

Author:ashzashwash
桑原義江。男性。Ash。あるいはy<kと名乗った事もある。あるジャズ・レーベルのマネジメント・オフィスに勤務。その傍ら知人の紹介で、ファッションビルの広告媒体や某音楽系出版社の女性雑誌にアート関係の記事を書かせて頂き、その稿料で貧困生活を糊塗する日々が続く。或る日の朝、出勤のため恵比寿の坂道を下っている時に何もかもが嫌になり、地下鉄丸の内線日比谷駅のホームのベンチに蒼白な顔色で座っている姿を学生時代からの友人が見かけたのを最後に、東京23区内から失踪。赤坂のオフィスのデスクの上に残された遺留品は、デルヴォーの画集、カランダッシュの青いボールペン、それからビル・ラズウェルのライブのデモテープ、以上の三点であった。その後、アムステルダムの娼婦街でよく似た横顔の女衒を見かけたという報道もあったが、本人が非公式に否定。現在に至る。

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