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Will You Love Me Tomorrow?

.11 2010 詩篇 comment(2) trackback(0)


もうすぐぼくは怪物になるから

あしたになれば怪物になるから

だれもがぼくを嫌いになるはず

そうすると魂が解放されるから

使いなれた絶望をきみに譲るよ

もう使わないことになるだろう

絶望という麻薬と恋愛の処方箋

骨と一緒に麻袋に入れとくから

いつでもいいから取りにきなよ

それからぼくは失踪するだろう

失踪するから探してくれないか

誘惑するから愛さないでくれよ

死ぬから復活させて欲しいんだ

冷たくするから触ってください

愛さないから抱きしめて欲しい

生き残ったから殺してください




11.jpg

comment

hemakovich
この詩をブログ創設の初期にアップしてくれたことは貴方を追ってきた読者としては何より嬉しい。
この詩を越えるある種の「エレジー」を書くことは私には出来ない。
後半からの怒涛の反語的記述が美しい。丁寧に言葉を選んでいることがよく伝わる。
私はこの詩を最初に読んで思い出したのはキャロル・キングだけれども、実際にBGMをつけて読んでみても何の違和感もないと思う。なぜならキャロルの音のイメージと対峙しながら調和する絶妙のテキストだと思うからだ。
「怪物」という始まりがなんともエレジー。寓話的メルヒェーンこそが普遍的な意味をもたらす。

私はこんな詩が書きたいが最初に書かれてしまった。
敬服します。
2010.03.11 21:29
ashzashwash
感謝でいっぱい。言葉になりません。それに、この詩は一行も直してないですし。そういうわけでこの詩への注釈は書かないことにしました。
2010.03.12 18:18

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プロフィール

ashzashwash

Author:ashzashwash
桑原義江。男性。Ash。あるいはy<kと名乗った事もある。あるジャズ・レーベルのマネジメント・オフィスに勤務。その傍ら知人の紹介で、ファッションビルの広告媒体や某音楽系出版社の女性雑誌にアート関係の記事を書かせて頂き、その稿料で貧困生活を糊塗する日々が続く。或る日の朝、出勤のため恵比寿の坂道を下っている時に何もかもが嫌になり、地下鉄丸の内線日比谷駅のホームのベンチに蒼白な顔色で座っている姿を学生時代からの友人が見かけたのを最後に、東京23区内から失踪。赤坂のオフィスのデスクの上に残された遺留品は、デルヴォーの画集、カランダッシュの青いボールペン、それからビル・ラズウェルのライブのデモテープ、以上の三点であった。その後、アムステルダムの娼婦街でよく似た横顔の女衒を見かけたという報道もあったが、本人が非公式に否定。現在に至る。

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