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乳母車を引いた黒髪の少女が

.04 2010 詩篇 comment(0) trackback(0)


乳母車を引いた黒髪の少女が、路地から路地へと左折する毎に、ぼくの方を見てニヤリと笑う。そして、路地裏にぼくを誘いこみ、唇を寄せて、耳元でこう囁く。
「いつでも、どこでも、あなたの好きなように」その瞬間から、ぼくは彼女の奴隷となる。いつでも、どこでも、彼女の望むままに、死の淵に立つその瞬間まで。





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註釈:現実に毅然として対処できる人間などほとんどいない。崩れ落ちまいと努力しているだけでも超人的だと思うね。だから普通は忘却という甘い毒をゆっくりと啜りながら過ごすのさ、なんてね。


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ashzashwash

Author:ashzashwash
桑原義江。男性。Ash。あるいはy<kと名乗った事もある。あるジャズ・レーベルのマネジメント・オフィスに勤務。その傍ら知人の紹介で、ファッションビルの広告媒体や某音楽系出版社の女性雑誌にアート関係の記事を書かせて頂き、その稿料で貧困生活を糊塗する日々が続く。或る日の朝、出勤のため恵比寿の坂道を下っている時に何もかもが嫌になり、地下鉄丸の内線日比谷駅のホームのベンチに蒼白な顔色で座っている姿を学生時代からの友人が見かけたのを最後に、東京23区内から失踪。赤坂のオフィスのデスクの上に残された遺留品は、デルヴォーの画集、カランダッシュの青いボールペン、それからビル・ラズウェルのライブのデモテープ、以上の三点であった。その後、アムステルダムの娼婦街でよく似た横顔の女衒を見かけたという報道もあったが、本人が非公式に否定。現在に至る。

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