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おしゃれ泥棒

.04 2010 詩篇 comment(0) trackback(0)


世界変容の目眩こそが真実。そびえ立つ壁のようにみえる現実など、慌てふためいて仕立てあげられた稚拙な書割に過ぎない。ぼくたちは、途方もなくどうでもいいことの現場に、たまたま居あわせているだけなのさ。だからぼくは、吃音の獣たちの目眩と対峙しながら、どうにかしてくれ、さもなきゃほっといてくれ、と呟いているのさ。



それから。吃音の獣たちが路地裏に吐きすてる目眩の氾濫のさなかに、ねじくれた愛の結晶めいた準宝石のかけらを愛でるふりをしながら、その目眩をひとつぐらいかすめ取ってもわかるまい。もうひとつぐらいかすめとってもわかるまい。ぜんぶかすめとってもわかるまい。ぼくの魂は淀んでいるから、底に沈めてしまえば誰にもわかるまい。





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註釈:真顔で語るジョークはとてもスマートな印象を与えるが、コンテクストが外れるとジョークである事が判らなくなる。グルーチョ・マルクスが口にする皮肉なジョークは、ヴィトゲンシュタインが語れば深淵な哲学のように聞こえ、麻生太郎が語れば朝日新聞の記者に喧嘩を売ってるように聞こえるだろう。


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ashzashwash

Author:ashzashwash
桑原義江。男性。Ash。あるいはy<kと名乗った事もある。あるジャズ・レーベルのマネジメント・オフィスに勤務。その傍ら知人の紹介で、ファッションビルの広告媒体や某音楽系出版社の女性雑誌にアート関係の記事を書かせて頂き、その稿料で貧困生活を糊塗する日々が続く。或る日の朝、出勤のため恵比寿の坂道を下っている時に何もかもが嫌になり、地下鉄丸の内線日比谷駅のホームのベンチに蒼白な顔色で座っている姿を学生時代からの友人が見かけたのを最後に、東京23区内から失踪。赤坂のオフィスのデスクの上に残された遺留品は、デルヴォーの画集、カランダッシュの青いボールペン、それからビル・ラズウェルのライブのデモテープ、以上の三点であった。その後、アムステルダムの娼婦街でよく似た横顔の女衒を見かけたという報道もあったが、本人が非公式に否定。現在に至る。

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